上の畑焼は、尾花沢市玉野地区の奥、旧上の畑村で1830年頃に始まり、わずか10年弱で途絶えた幻の焼物であり、そして昭和55年に復興を遂げたという歴史を持つ、尾花沢を代表する伝統工芸です。玉野小学校の6年生に、上の畑焼の歴史製造過程、方法を指導し、子どもたち自らの手でつくり上げた茶碗を使い、茶道教室を行い、日本の文化、玉野の文化を知ってもらうという学習を行っています。
子どもたちにこの活動を通して、ふるさとの良さを体感して成長してもらいたいと思っています。
福原小学校では、学校裏から焼物に適する粘土を6年生自らが採取し、土器の茶碗を制作、地域の方々の協力を得て穴窯で焼成、出来上がった茶碗を用いた茶道体験の活動を指導しています。ふるさとにまだまだ眠る豊かな資源、可能性を知ってもらい、地域の方々と協力し合いながら活動することは、子どもたちの心の成長にとても良いものになるのではと感じています。
撮影年 | 2024年12月 |
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著作 | 山形県 |
制作 | (公財)山形県生涯学習文化財団 |
時間 | 12分10秒 |
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