江戸時代中期の享保年間から酒田市の黒森日枝神社に奉納されたといわれる農民歌舞伎で、280年以上、1回も休まずに演じられてきた。
黒森歌舞伎は、厳寒の神社境内で毎年旧正月にあたる2月に奉納され、雪の中で観ることから「雪中芝居」「寒中芝居」ともいわれる。出し物の多いこと、スケールの大きいことは全国屈指であり、山形県無形民俗文化財に指定されている。
黒森歌舞伎は、厳寒の神社境内で毎年旧正月にあたる2月に奉納され、雪の中で観ることから「雪中芝居」「寒中芝居」ともいわれる。出し物の多いこと、スケールの大きいことは全国屈指であり、山形県無形民俗文化財に指定されている。
地元の黒森小学校児童による少年歌舞伎は今年で17回目を迎え、2月の公演に向け、10月頃より週1回、少年歌舞伎教室の指導を行っている。
全国的には伝統芸能関係の高齢化が進んでいる中で、黒森歌舞伎は、少年歌舞伎の継承により若い後継者が数多く育ち、伝統芸能研究者から後継者育成の観点で高い評価を得ている。
酒田市黒森公民館内
0234-92-2255
撮影年 | 2015年2月 |
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著作 | 山形県 |
制作 | (公財)山形県生涯学習文化財団 |
時間 | 5分37秒 |
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