丸岡桐箱踊りはドンドコドンドコという太鼓の音から別名ドンドコ踊りとも云われており、踊りの発祥は明らかではありませんが、加藤忠広公母子を村人が踊って慰めたと伝えられています。輪になって踊るのが特徴です。太鼓や鐘も輪に入って踊るのは古い形で、他に例がありません。
娯楽が少なかった昔はお盆や秋祝い、また時々集まっては夜遅くまで村の広場で踊られ、その太鼓の音は隣村までも聞こえ、たいへんうらやましがられました。桐箱踊りの名称の確かな由来は明確でありませんが、昔から大切な書類や秘密はすべて桐箱に入れて保存されていたので、大切なモノだということで、名称がついたのではないかと言われています。丸岡桐箱踊りは戦中から戦後にかけて途絶えました、その後、復活して保存会を結成し、今日まで続いています。
撮影年 | 2009年 |
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著作 | 山形県 |
制作 | (財)山形県生涯学習文化財団 |
時間 | 3分08秒 |
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