近代農業の発達とともに藁工芸は陰を潜めてきたが、失われつつある藁文化を次代に伝えること、藁細工を通した子供達との交流を目的とし昭和58年に会が結成された。最初は高齢者の生きがいづくりの場としてスタートしたものの、工芸品の品質が高いことから、県内はもとより海外にまで藁工芸品を広く紹介し高い評価を受けている。
現在会員は11名ほどだが、会員のレパートリーはとても広く、むしろやぞうり、バンドリ、ベンケイ等かなりの技術と美的感覚を要する物まで多岐にわたり、その数は18種類にのぼる。
小学校での藁工芸教室などをとおして、児童に藁細工の技術の習得はもちろんのこと、昔の地域の伝統文化を大切にし、物を大切にする心を伝えている。
撮影年 | 2014年12月 |
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著作 | 山形県 |
制作 | (公財)山形県生涯学習文化財団 |
時間 | 5分8秒 |
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