戦後の復興時、釜渕地区では、各集落から1台ずつの山車が出され、祭を盛り上げるため、当時釜渕駐在所に勤務していた新庄市山屋出身の五島千代松氏より祭囃子「宿渡り(すくわたり)」を、また、川ノ内出身の庄司理三郎氏より同じく祭囃子「羯鼓(かっこ)」を習ったのが釜渕囃子の始まりである。毎年9月13日に開催される虚空蔵神社祭では、人形を飾った山車と一緒に釜渕囃子は練り歩き、囃子を奏でながら、祭に華を添える。釜渕囃子の保存活動として、真室川北部小学校と連携した活動に取り組んでいる。現在では、釜渕祭での演奏のほかに、町の「ふるさと子ども伝承祭」などでも演奏されている。
撮影年 | 2011年 |
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著作 | 山形県 |
制作 | (財)山形県生涯学習文化財団 |
時間 | 3分43秒 |
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