最上町に集落単位で保存されている神楽としては町内唯一の神楽として、保存伝承と発展を目的に活動。大堀神楽の「門回り」は例年、正月二日に老人クラブと子供会とで公民館で餅を丸め、翌三日に鉦・太鼓・笛の鳴り物を鳴らし、集落に代々受け継がれた獅子頭をかぶり、家々を回っていく。「家内安全、無病息災、五穀豊穣」などを願った威勢のいい口上を述べ、御幣で悪魔を払うしぐさをしながら玄関に入り、各部屋を回っていく。丸餅とみかんを1個ずつ配り、大人には御神酒を振る舞う。前日の餅丸めから当日の門回りと二日がかりの、集落すべてが関わって行われる、“悪魔祓いと福を呼ぶ”正月の恒例行事です。
撮影年 | 2014年1月 |
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著作 | 山形県 |
制作 | (公財)山形県生涯学習文化財団 |
時間 | 5分15秒 |
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