<概要>
ご神体(ごしんたい)の「めぐり地蔵(じぞう)」を迎(むか)える家(いえ)で、集落(しゅうらく)の婦人(ふじん)が車座(くるまざ)となり、鉦(かね)と太鼓(たいこ)にあわせ、大(おお)数珠(じゅず)を回(まわ)しながら念仏(ねんぶつ)を唱(とな)えます。
ご神体(ごしんたい)の「めぐり地蔵(じぞう)」を迎(むか)える家(いえ)で、集落(しゅうらく)の婦人(ふじん)が車座(くるまざ)となり、鉦(かね)と太鼓(たいこ)にあわせ、大(おお)数珠(じゅず)を回(まわ)しながら念仏(ねんぶつ)を唱(とな)えます。
<説明>
「めぐり地蔵」ナレーションより
金山町有屋地区(ありやちく)には、昔から伝わる伝統行事、「めぐり地蔵」があります。この「めぐり地蔵」は、お地蔵様を、家から家へと、年に三回、三軒の家を巡(めぐ)り祀(まつ)る行事です。
お地蔵様が来た家には、必ず幸福が訪れるといわれており、ここ、柴田与作さんの家でも、めぐり地蔵が来る日を待ちわびていました。柴田さんの家では30年振りだそうです。
集落の家の戸数が年々増えているため、めぐり地蔵が来るのが遅くなっているそうです。
「めぐり地蔵」が来た家には、ご近所の人たちが集まり、数珠をまわしてご祈祷をします。「めぐり地蔵」を祭った部屋には、御馳走が並び、お地蔵様が来たことを、皆でお祝いします。
撮影年 | 2000年 |
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著作 | 山形県 |
制作 | (財)山形県生涯学習文化財団 |
時間 | 1分56秒 |
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