萩野鹿子踊は新庄市の萩野地区に伝わる1人立ちの鹿子踊です。7人1組となり、それぞれがカモシカの頭(かしら)をいただき、長幕を垂れ、地方(じかた)の摺るササラの伴奏に合わせて、胸に抱いた「鞨鼓(かっこ)」を叩きながら激しく踊ります。
起源は室町後期とも言われ、戦国時代末期に山形城下の最上義光公の前で披露したとの記録も残っています。村人が近くの小倉山に群れ遊ぶカモシカを見て、これを真似して踊ったところ、その年は大豊作になったので、以後、五穀豊穣を願う「作踊り」として毎年踊るようになったとも伝えられています。
毎年8月26日の新庄まつりに新庄城址(最上公園)内で戸沢神社に奉納されています。
撮影年 | 2014年 |
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著作 | 山形県 |
制作 | (公財)山形県生涯学習文化財団 |
時間 | 6分17秒 |
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