平安時代の初めに、法輪のかどでこの地に流されてきた、法相宗野高僧「徳一上人」を慰めるために、この地の里人が踊ったのが始まりとされている。その後江戸時代には、豊年の年のみ踊ることが許されたことから、豊年獅子踊と呼ばれるようになった。
踊りは、花に酔い火に狂う三匹の獅子の躍動の中に、農作業の仕草が織り込まれ、牝獅子が火の輪をくぐる“狂い獅子”がでの場面は最高潮に盛り上がる。花笠をかぶった6人の早乙女の太鼓に、笛と歌が流麗な調べを重ね、動と静の交錯する古典的な美と雅が表現される。
撮影年 | 2007年 |
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著作 | 山形県 |
制作 | (財)山形県生涯学習文化財団 |
時間 | 4分10秒 |
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