鍋田念仏講の由来は、1773年の旱魃の折に藩主上杉鷹山公自らが神符を捧げて降雨の祈願をされたことにさかのぼります。
毎年4月15日に行われる大符神社の例祭で、この鍋田の念仏踊りが奉納されます。公民館前庭での「イレハ踊り」(雨によって命を慈した種の生育を表現する踊り)が終わると神社までの100mほどの道のりを「道行踊り」で進みます。神社の境内につくとまた社前で「イレハ踊り」を踊ります。最後の踊りは戸田家(雨宿りの家)で納める構成になっています。
鍋田地区で代々大切に守り継いでいる傍ら、近年は、「総合的な学習の時間」で田んぼの学習をしている、地元の沖郷小学校の児童への伝承にも力を入れています。
撮影年 | 2016年4月 |
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著作 | 山形県 |
制作 | (公財)山形県生涯学習文化財団 |
時間 | 4分17秒 |
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