水心子正秀は幼名三治郎と呼ばれ現在の南陽市元中山の諏訪の原に生まれた。その後赤湯に移り住み刀づくりを習得し、山形城主であった秋元家のお抱え刀工となり、江戸後期に「新々刀の祖」として、我が国有数の刀工の一人となった。
刀工としてだけでなく、多くの書を残し、百人を越える門人を育て、教育者としても素晴らしい人物で、烏帽子山八幡宮境内には彼を讃える碑が建立されている。しかし、南陽市民ですらほとんど知られていない。
彼の生い立ちを辿り、どのような生き方の中で日本でも有数の優れた刀工のー人となったのかを多くの人に知ってもらうことをねらいにこの作品を制作した。
制作年月:令和5年11月
作品受賞歴:
令和5年度 置賜地区自作視聴覚教材コンクール 特選
令和5年度 山形県自作視聴覚教材コンクール 最優秀賞
令和6年度 全国自作視聴覚教材コンクール 優秀賞