だいこんむかし
上山市 (かみのやまし)楢下(ならげ)に伝(つた)わるお話(はなし)。浄久寺(じょうきゅうじ)のいちょうの木(き)のように太(ふと)く大(おお)きく育 (そだ)った大根(だいこん)。夏(なつ)の暑(あつ)い日(ひ)は日陰(ひかげ)を作(つく)り、冬(ふゆ)の寒(さむ)い日(ひ)は、吹雪(ふぶき) も大雪(おおゆき)もふせいでくれる大根(だいこん)。けれどもかなりの大食(おおぐ)いで、村(むら)の人(ひと)は困(こま)ってしまいました。村人 (むらびと)がとった行動(こうどう)とは・・・。